2008年10月26日

10/25 寺神戸亮/レ・ボレアードのハイドン「騎士オルランド」

北とぴあ国際音楽祭2008
10月25日 | 土 | 開演 3:00 PM 北とぴあさくらホール

ハイドン「騎士オルランド」

オルランド   :フィリップ・シェフィールド
アンジェーリカ:臼木 あい
ロドモンテ   :青戸 知
メドーロ    :櫻田 亮
リコーネ    :根岸 一郎
エウリッラ   :高橋 薫子
パスクワーレ :ルカ・ドルドーロ
アルチーナ  :波多野 睦美
カロンテ     :畠山 茂

指揮|寺神戸亮
演出|粟國淳
管弦楽|レ・ボレアード

今日は北とぴあまでやって参りました。
何気に初めてくるホールですが、なかなか立派です。文京シビックに雰囲気が似てるような。

「北とぴあ国際音楽祭2008」というイベントで我らが寺神戸さんがハイドンの「騎士オルランド」をやるという。こういうイベントでなければ実現しそうもないプログラムですね。

さて、ローカルな音楽祭で、滅多にやらない演目で、会場はおじーちゃんおばーちゃんばかりという状況でどうなることやらと思ったけど、これはとっても良かったです!面白かった!

しかもこの「面白い」というのが、「興味深い」という意味ではなく額面通り爆笑してしまうほどの面白さ。オペラでこんなに笑ったのって、モーツァルトの「ティト」以来かなぁ。

以前に紀尾井ホールで聴いた時は、寺神戸さんの出す音は真面目すぎて重苦しいと思ったのだが、今日は真面目さもありながらも(出来る限りキチッとまとめてきてテンポや強弱が大げさになったりしない)音は軽快に響く。ホールのせいかな。とても聴きやすかったです。

歌手で良かったのはエウリッラ役の高橋さん、パスクワーレ役のルカ・ドルドーロ。なので、この2人のオケを巻き込んでの掛け合いは最高!単純に「面白いなぁ」と思ったが、こういう笑いのセンスがハイドンの時代にあったという事が驚きです。

歌手人は総じて良かったし、以前に聴いて「何なのあの大物振りは」と悪い意味で思った波多野さんも今回は魔女役を大熱演。うーむ、やはり存在感はある人なんだな。認識を改めなくては。

休憩含めておよそ3時間半という長丁場でケツが痛くなったが、ほんと、ワーグナー、モーツァルト以外のオペラには食指が動かなかったのにこれには大満足。またやらないかな・・・でも、「騎士オルランド」ってそんなに上演しないしね。残念。

そういえばハイドンの作品がこれだけ上手く出来るのだから、来年2月に来るブリュッヘンは新日本フィルの代わりにレ・ボレアードを使ってみてはいかがか。どーせ、18世紀とは来日しないんだからさ。

10/23 ハウシルト指揮新日本フィルハーモニー交響楽団 ブラームス2番

新日本フィルハーモニー交響楽団第438回定期公演
10月23日 | 木 | 開演 7:15 PM サントリーホール

プフィッツナー/歌劇『パレストリーナ』より3つの前奏曲
メンデルスゾーン/ピアノ協奏曲ホ短調<マルチェロ・プファリーニ補完版>(2006)(日本初演)
ブラームス/交響曲第2番ニ長調op.73

ピアノ|ロベルト・プロッセダ
指揮|ヴォルフ=ディーター・ハウシルト


先週のトリフォニーに続いてハウシルトさんがサントリーに登場!
メインはブラームスのシンフォニーですが、メンデルスゾーンのピアノ協奏曲(ヴァイオリンじゃないよ)をやるので珍しい。

しかし、昨日一昨日のストラヴィンスキーが凄すぎちゃったから、何となくブラームスっていう気分でも無いんだよな(笑)

今日は2Fのセンター最前列にいました。

まずはプフィッツナーの歌劇『パレストリーナ』より3つの前奏曲からスタート。

サントリーホールだからか?それともロスフィルが強烈過ぎたか、 なんとなく弱々しい印象。さらに、低域部がこもった感じで 歯切れが悪い。しかし、しっとりとした情感は上手く表現されていて、 この辺は歌劇場での経験も深いハウシルトならでは。

2曲目はロベルト・プロッセダをソリストに迎えてのメンデルスゾーンのピアノ協奏曲ホ短調なのだが、なんでも日本初演の版だそうだ。メンデルスゾーンらしい親しみやすいメロディに「これはいいかも」と一瞬思うも、未完成版を補筆して仕上げただけあって、音が薄い・・・のか演奏が薄いのか。

ハウシルトさん、昔ながらの指揮者に見えるが、意外と客観的でまとめ上手な職人さんという感じもする。こういう曲だったらもっとバリバリのロマン派でやって欲しいんだけど。

プロッセダも上手いけどソフト過ぎで、アンコールで弾いたショパン「ノクターン」の方がむしろ合っていたと思う。まぁ、「別に」くらいの出来なので特に言うことも無いんですが。

メインはブラームス「交響曲第2番」で、今年ハウシルトはブルックナー、ブラームス、ベートーヴェンと「3B」を制覇したことになる。これはもう、前半の「ほどほどさ」をひっくり返すような演奏を期待したいのですが。

が、これも穏やかにしみじみと始まって、そして終わった(泣)。

オケも前半より輝きが出てきて「おっ」と思ったのだが、曲自体が渋いせいもあって色彩感はなく、かといってコクが深いわけでもなく、まぁ、ホントに上手くまとまっちゃいました。先週のトリフォニ-のベートーヴェン7番の最終楽章からすると、後半一気に盛り上がっちゃうんだろうなぁと期待してたんですが。

じっくり攻めていくブルックナーや、緩急で仕掛けていったベートーヴェンはとても良い出来だったのですが、どうやら「これがロマン派!」というような感情的な音は、ハウシルトさんは目指していないのかなーと思っちゃいました。

まー、好きな指揮者だからといっていつも絶賛の嵐というわけにもいかないしね。
でも、演奏会としては悪くなかったです。

そういえば、メンデルスゾーンの時にPブロックのお客さんが係員に抱えられて出て行ったけど、大丈夫だったんでしょうかね?

10/21、22 エサ=ペッカ・サロネン指揮ロサンゼルス・フィルハーモニック来日公演

エサ=ペッカ・サロネン指揮ロサンゼルス・フィルハーモニック来日公演

10月21日 | 火 | 開演 7:00 PM サントリーホール
ファリャ/『恋は魔術師』から3つの踊り
ラヴェル/バレエ音楽『マ・メール・ロワ』(全曲)
ストラヴィンスキー/バレエ音楽『火の鳥』(全曲、1910年版)
シベリウス/悲しきワルツ(アンコール)
ストラヴィンスキー/花火 op.4(アンコール)

10月22日 | 水 | 開演 7:00 PM サントリーホール
ストラヴィンスキー/花火 op.4
ストラヴィンスキー/バレエ音楽『ペトルーシュカ』(1947年版)
ドビュッシー/海-3つの交響的スケッチ
ラヴェル/ボレロ
シベリウス/組曲『ペレアスとメリザンド』から「メリザンドの死」 (アンコール)
ファリャ/バレエ音楽『恋は魔術師』から「火祭りの踊り」(アンコール)

指揮|エサ=ペッカ・サロネン

いやー、もう!凄すぎちゃって言葉にならない!

震えるくらい良かった!

震えがきたのっていつ以来だろう、二年前のアーノンクール/VPOのブルックナー5番以来かなぁ、とにかく素晴らしかったです!

サイン会もあったので参加してきましたが、「明日も来ます!」と言ったら、「Allright!」と握手してくれた!

興奮しすぎて感想書けないので明日また2日分書きます!

-----------------------------------(日付変更線)-----------------------------------

というワケで、二日目も終わりました!
やたら充実度が高く疲れましたが、心地良い疲れです(笑)

まず初日ですが、ファリャ「恋は魔術師」より、ラヴェル「マ・メール・ロワ」、ストラヴィンスキー「火の鳥(全曲版)」。

客入りが6割ほどなのが残念。しかし颯爽と登場したサロネン、一振りで音の世界へ誘ってくれます。カッコイイなぁ!

ファリャの曲はあまり知らないのだが、アメリカのオケらしいボトムの頑強さと、サロネンらしいきめ細かさで自由自在に思える。

この調子で「マ・メール・ロワ」なんてやられたらボクはイチコロです。アメリカのオケで優雅さを味わえるとは…。特に後半の美しさは絶品で、この日の白眉と思ったほど。

もう十分に元取ったくらいのつもりで後半にのぞんだら、これがまた美しいのに爆演!個々のパートが際立ちながらも全体が物凄い燃えようで痺れまくりました。こんな「火の鳥」、聴いたことがない!どのパートも素晴らしかったですが、特にオーボエトップの女性に魅せられました。

アンコールはシベリウス「悲しきワルツ」と、ストラヴィンスキー「花火」。「花火」は明日の本プログラムなのに(笑)。

そして二日目。
演奏の内容に関わらず初日の方がインパクトが高いものだし、しかも今日は隣のオッサンが終始落ち着きなくソワソワしてたので残念でした…。

が、ストラヴィンスキーの「花火」「ペトルーシュカ」、ドビュッシー「海」、ラヴェル「ボレロ」というプログラムを、昨日聴いた上での「期待通り」に聴かせてくれました!

特に「ペトルーシュカ」の色彩の豊かさは思わず息を飲むほど。てゆーか、ストラヴィンスキー好きなので、「ボレロ」じゃなくて「春の祭典」やって(笑)

「海」も豊かな色彩感といえるがもう少しシルキーなタッチが欲しかった。むしろアンコールで演奏したシベリウス「ペリアスとメリザント」の方淡い音色に感銘を受けました。

問題は「ボレロ」で、演奏に問題があるわけではなく「ボレロ」があらゆる管弦楽の中で最も好きじゃないという(涙)

そりゃオーケストレーションには優れてるかもしれないけどさー、同じ旋律を強弱だけで延々と演奏されても。オレったら楽器やらないし。

初めて実演で聴くので楽器の聞き分けが楽しかったのと、もっと困ったのは、結構耳にこびりついてる(笑)

今日はサイン会には参加せず大人しく帰宅しました。だって、今日握手したら「I LOVE YOU」って言っちゃいそう。(※言いません)

これでサロネンはロスフィルとは最後の来日となるでしょうが、次はどこと来るんでしょうね。

10/17 ハウシルト指揮新日本フィルハーモニー交響楽団 ベートーヴェン1,7番

新日本フィルハーモニー交響楽団第437回定期公演
10月17日 | 金 | 開演 7:15 PM すみだトリフォニーホール

ベートーヴェン/交響曲第1番ハ長調op.21
ベートーヴェン/交響曲第7番イ長調op.92

指揮|ヴォルフ=ディーター・ハウシルト

夜にトリフォニー来るの初めてだっけ?昼間はよく来てるけど。

というわけで本日も会社を定時でオサラバし、錦糸町までやって来ました。
開演が19:15なのが良いですね。

今日は大好きな指揮者、ハウシルトさんなのですが、ベートーヴェンのシンフォニー1番と7番というコンパクトなプログラム。休憩入れても90分程度というコンパクトさ。そりゃ、毎回ブルックナーばかりはやってられないだろうけどさ(笑)。

一番は実にもっさりした、いかにも昔のロマン派という重厚さ。この手の演奏はたまーにシュミット=イッセルシュテットやワルターのCDで聴くことはあるけど、いわゆる古楽器派の演奏に慣れると、このもっさり感はもたれ過ぎに感じる。

しかし、「あ~っ、そこはもっと速くぅ~!」とか身もだえしながらも、音はしっかり鳴らしきるので爽快感もあるという不思議さ。第四楽章なんか全然追い込んでないのになー。

あー、そうそう、座席は2Fセンター最前列で、2月のブリュッヘンの「天地創造」と一番違い。そういうロケハン的な意味でも良かったです(笑)。

そして七番。
ハウシルトの意図する所では無いだろうが、この曲をやるという事でにわかのだめファンが集結してたらやだなーと思ったが、客入りは6割ちょっとくらい。良かった。いや、客は入った方がいいのか。

オケの人数も増えて、一番よりもさらにダイナミックに響く。しかも、古楽器系のようには速くは無いけど、一番ほどにはもたれる感も無く、いわゆる「適切なテンポ」。

そんなワケで、一番の出来から考えると第二楽章はゆきごーさんの理想に近づくのではと思ったが、テンポに関しては意外とスムースに進んでいく。

しかし、音色とわざとらしくない強弱の付け方が素晴らしいんだよなぁ。

第四楽章は、やはり追い込んではいないのだが、さらに速め、音も一層力強く迫ってきて、モダンオケとしては理想に近い。

オケの出来も、木管、とりわけフルートが素晴らしく、非常に充実してました。

あまりにも良かったので明日のチケットも取ろうと思ったが、来週同じくハウシルトさんでサントリーでブラ2があるので何とか踏み止まりました。チケット売り場見たら確実に買っちゃうしね。

10/9 マーク・パドモア シューベルト「冬の旅」

〈歌曲(リート)の森〉~詩と音楽 Gedichte und Musik~ 第1篇
マーク・パドモア

2008年10月9日 | 木 | 開演 7:00 PM トッパンホール

シューベルト: 《冬の旅》 D911
おやすみ/風見鶏/凍った涙/凍てつく野/菩提樹/あふれ流れる水/河の上で/振り返り/
鬼火/休み/春の夢/孤独/郵便馬車/白髪/カラス/最後の希み/村で/嵐の朝/惑わし/
道しるべ/宿屋/勇気/幻の太陽/辻音楽師

テノール|マーク・パドモア
ピアノ|イモジェン・クーパー

昼間は珍しく仕事でバタバタしまくったので焦りましたが、どうにか無事に定時退社。

でも、会社からトッパンホールまで50分もあるんだよな(涙)。

そんなワケでやはりバタバタしながらホールに到着。この手の公演にしては珍しく完売の案内が出ている。ボクも発売から一週間ほど経ってから問い合わせたら、思いっきり端っこか最後列しか余ってなかったもんなー。みんな、パドモアが好きなのか、シューベルトが好きなのか…謎。

物凄い緊張感に包まれて第一曲が始まる。ピアノはイモジェン・クーパー。やや遅目のテンポで重々しく響く。「伝統的なドイツ」という感じだ。パドモアさんの声はボストリッジほどは繊細ではないが、それでも伸びやかなトーンなので、歌が加わるとそんなにコテコテというワケでもないけど。

春にOAEで来た時は合唱で外れてしまうアクシデントもあったが(ソロは立派だった)、今回は高域の細かい所まで歌いきれており、素晴らしい。元々声質が好きなので来たのだが、技術も完璧なので文句のつけようが無い。

終曲の「ライアーマン」ではピアノが過剰に暗さを演出。パドモアももっと地に落ちたような歌い方もできたのだろうが、むしろそこは余韻を残すように歌い終える。さすがだ。

問題は客席。

最後列にいたので音を拾いやすかったのかもしれないが、それにしても酷い。リートなんかわざわざ聴きにくるくらいだからマナーは完璧だと思ったのに…。

特に、第三曲ではあろうことかケータイの着信音が鳴り響く。なぜ切らないのか…。誰が鳴らしたかは特定できなかったが、是非とも近々に不幸な死に方で命を落として欲しい。バイブ鳴らしたヤツもいたので、そいつも道連れで。

パンフめくりもうざい。「めくるな!」とは言わないが、曲が曲だけに目立つ。隣のヤツはピアノがまだ鳴っているのにザザッと音を立てるし、曲中ずっとパラパラもいたし。

それと恒例のチラシ落とし、頭ゆらゆら、指で妙なリズム取り、タイミングの悪い咳、エナメルか革の擦れる音…。挙げたらキリが無い。

マナーがなんだかんだとうるさく言うようだが、簡単な事である。「極力音を立てるな、極力動くな」それだけ。

真面目に聴いてる客にとっても迷惑だが、アーティストが気分を害して来てくれなくなったらホント困るよ。歌ってる最中にケータイなんか鳴らされたらね。

10/4 東京バッハ・モーツァルト・オーケストラ演奏会Vol.4

東京バッハ・モーツァルト・オーケストラ演奏会Vol.4
2008年10月4日 | 土 | 開演 6:00 PM 東京芸術劇場大ホール

モーツァルト:
セレナータニ長調KV.250(248b)「ハフナー・セレナード」からアレグロ
協奏交響曲 変ホ長調KV.364
交響曲第41番ハ長調KV.551「ジュピター」

バロック・ヴァイオリン|寺神戸 亮
バロック・ヴィオラ|フランソワ・フェルナンデス
指揮|有田正広

午前中にブリュッヘン/新日本フィルのハイドン・セットを難無く取れて上機嫌。
そんな生きていること自体が芸術なボクが、芸術すぎてまたまた池袋の東京芸術劇場にやってきました!

本当は駅を下りて右に向かいたいのだけれど、向かおうにも会いたい子が…。黄昏れすぎて私は夕陽の中にとろけてしまいそう。

さて、黄昏れてても仕方が無いのでとっとと会場に向かいますが、東京バッハ・モーツァルト・オーケストラといっても何のことやらという感じですが、有田さんと寺神戸さんがやってる古楽器オケなんです。メンツ見ただけで痺れますね!

2F最前列で鑑賞。1Fこそ埋まっているものの、上はガラガラっすね

古楽器オケということで裏には反射板がおかれ、そのせいか小編成と感じさせない音の厚みと暖かさを確保。先日の大野/都響も良かったし、芸劇見直してるかも。芸劇は2F前方だな。

そんな音の良さに支えられ、「ハフナー・セレナード」は充分な厚みと勢いで迫ってくる。この辺の切り込みの良さは古楽器ならでは。

二曲目の「協奏交響曲」は寺神戸さん、フランソワ・フェルナンデスという布陣。数年前にOLCで聴いたことあるが、音楽の淀みなさでこちらに軍配が上がる。有田さん、あまりたいしたことしてないようで、実は大変モーツァルトに合っているのではないか。

ソロはもちろんこの2人なので言うこと無し。やはり寺神戸先生、指揮よりも楽器弾いてた方が良い(笑)。

後半は41番。りり子たんも登場。それにしてもコントラバスのロカビリーやりそうな髪型はダサすぎて何とかならんか。

そういえば「ジュピター」の実演は初めてかも。古楽器オケの「ジュピター」としては極めてオーソドックスな指揮だが、ピシッと決めたがるのね、有田先生。まぁ、インマゼールのような機動隊のような音が出てきたらビックリだが。ブリュッヘンからアクとクセを抜いたような感じか。(どんなだ!?)

第二、三楽章では引き出しの少なさでワンパターン気味になるも、曲がいいからね。そもそも余計な事をしないのが良い時もあるし。

第四楽章でも特にこれという事はやっていないし、「フィナーレの追い込みがっ!」という演奏でもないのでやや食い足りない感じもあるのだが、とにかく今日は十分に「古楽器のサウンド」を堪能させてもらいました。アンコール付きだったしね♪

で、パンフ見たら、3F全席と2F後方はわざと入れてないそうだ。芸が細かい。

まぁ、2Fの前方も寂しかったけど…

9/30 ハーゲン弦楽四重奏団@浜離宮朝日ホール

2008年9月30日 | 火・祝 | 開演 7:00 PM 浜離宮朝日ホール

ルーカス・ハーゲン(第1ヴァイオリン)
ラインナー・シュミット(第2ヴァイオリン)
ヴェロニカ・ハーゲン(ヴィオラ)
クレメンス・ハーゲン(チェロ)

モーツァルト:弦楽四重奏曲第16番 変ホ長調 K.428
ラヴェル:弦楽四重奏曲 ヘ長調
ドボルザーク:弦楽四重奏曲第14番 変イ長調 Op.105
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第11番「セリオーソ」から第1楽章(アンコール)

かなり前の方の中央なのでメンバーが近いこと近いこと。「うわ、ヴェロニカだ、クレメンスだ~!」という感じ(笑)。

近いがアルバン・ベルクQのように緊迫した感じではないのでうるさくは聞こえない。

一曲目のモーツァルト16番は第一楽章が緩やかに始まるのでイマイチ盛り上がりに欠ける…と思ったら、第四楽章ではうるさくなくも激しく躍動。さすがだ。

それにしても室内楽に疎いボクでも「いつもモーツァルトやベートーヴェンでは」と思ってチケット取ったのに、いきなりモーツァルトかorz

二曲目はラヴェル。こっちもドビュッシーと思ってた。何を考えてチケット取ったんだろう…

ラヴェルは得意では無いのだが、印象派に流されず、内声部を明確に聞き取れたので良かった。難しいというより、取っ付きにくいという風に思ってたからね。

最後はドヴォルザーク14番。誰とは言わないが、1stヴァイオリンの方の社会の窓が半開きで気になるんですけど(汗)。

ドヴォルザークなので難しいことなく、よく歌い、そして終楽章では物凄い追い込みでフィニッシュ。いやー、大満足です!

で、アンコールで「セリオーソ」やったので、結局モーツァルトもベートーヴェンも聴いたという(笑)。

Recent Entries

  1. 10/25 寺神戸亮/レ・ボレアードのハイドン「騎士オルランド」
  2. 10/23 ハウシルト指揮新日本フィルハーモニー交響楽団 ブラームス2番
  3. 10/21、22 エサ=ペッカ・サロネン指揮ロサンゼルス・フィルハーモニック来日公演
  4. 10/17 ハウシルト指揮新日本フィルハーモニー交響楽団 ベートーヴェン1,7番
  5. 10/9 マーク・パドモア シューベルト「冬の旅」
  6. 10/4 東京バッハ・モーツァルト・オーケストラ演奏会Vol.4
  7. 9/30 ハーゲン弦楽四重奏団@浜離宮朝日ホール

Search


Category Archives