2008年08月05日

7/30 バッハ・コレギウム・ジャパン 第81回定期演奏会

バッハ・コレギウム・ジャパン
7月30日 | 水 | 開演 7:00 PM 東京オペラシティ

J.S.バッハ:教会カンタータシリーズ Vol.52
~ライプツィヒ時代1725年のカンタータ 8~

キリスト者達よ、ともに神を讃えよ BWV609*
プレリュードとフーガ ト長調 BWV550*
《笑いはわれらの口に満ち》 BWV110
《試練に耐うる人は幸いなり》 BWV57
《甘き慰めなるかな、わがイエスは来ませり》 BWV151
《平安なんじにあれ》 BWV158

ハナ・ブラシコヴァ(ソプラノ)
ロビン・ブレイズ(カウンターテナー)
ゲルト・テュルク(テノール)
ペーター・コーイ(バス)

今井奈緒子(オルガン)*

指揮| 鈴木雅明
バッハ・コレギウム・ジャパン(合唱・管弦楽) 

いつものカンタータ定期なのでビックリするような変化は無いのだが、前回がメンデルスゾーンだったので、随分と大人しい印象を受ける。

とはいえ、ゲルト・テュルク、ペーター・コーイ、ロビン・ブレイズも揃って、なんか安心感が。

冒頭のオルガンは今日は今井先生担当。覇気に満ちた演奏だったが、気のせいか、女の人が弾く方が優しく聞こえる。珍しく独唱付き。

三宮君の派手なネクタイにクラクラしつつ(褒めてないです)、オケ登場。

ソプラノのハナさん、合唱の位置で歌うより前に出て来た方が随分と良い。後ろだとキンキンした声ばかり目立ってしまってねぇ。

菅さんのソロは期待してたのに何か弱々しい。繊細なのとも違うな。何で?

前半最後の曲では若松先生のソロも聴けて大満足でしたが、隣のオッサンがリズム取っててウザイ。

後半一曲目はグッと小編成でスタート。合唱もソリストのみ。

小編成だが、各楽器の音がよく聞こえるので不満は無し。後ろで聞いたらまた違うんだろーな。ペーター・コーイさんを堪能する曲でしたね。一時期すごく頑張って歌っていたようだったが、今日は余裕があるように見えた。

後半二曲目はアレだ、管弦楽組曲のイントロ使ってるアレ。ヘレヴェッヘのCDで聴いたことある。

トランペットにティンパニ、りり子たんまで加わって、グランドBCJ状態。さすがに豪勢なサウンドでした。

やはりいつものBCJは良いね。

7/28 カンブルラン/新日本フィルハーモニー交響楽団 ブル4

新日本フィルハーモニー交響楽団第434回定期演奏会
7月28日 | 月 | 開演 7:15 PM サントリーホール

モーツァルト/交響曲第33番変ロ長調K.319
ウィドマン/アルモニカ(2007)(日本初演)
ブルックナー/交響曲第4番変ホ長調『ロマンティック』

指揮|シルヴァン・カンブルラン

毎日通ってた時があったので何となく久しぶりなサントリーホール。
お昼食べたら調子がなんか優れないのでちょっと心配ですが、行ってきます。
チケットも売れてないらしーねー、ボク的にはかなりマストなんですが。

モーツァルトの交響曲第33番。
こういうホールでこういうオケのモーツァルトは好きではないが、それにしてもなかなか。音が弛緩していないのが良い。

次のウィドマンの「アルモニカ」はバリバリの現代音楽なのでさっぱり分からないのだが、グラスハーモニカとかいう謎の楽器まで出て来て興奮は絶好調。

西洋のコワ~イおばけが出てきそうな音楽でしたが、グラスハーモニカの音は神秘的で美しかったし、オケの音が立体感に溢れ、聴きごたえがあった。

演奏後、作曲者登場。納得の演奏だったようです。

後半の「ロマンティック」も終了。

第一楽章は力で持っていった感が強かったですが、第二楽章は指揮者のノリの良さが生きて好演。第三楽章ホルンガタガタ、第四楽章タメが無く飛ばし気味。

全体的には面白いブルックナーで悪くはないんですが、第一ホルンのソロが…アンサンブルは悪くないんですけどね。

ブルックナーの指揮者としてはカンブルランはちょっと悩んでしまいますが、今日は一日で古典→ロマン派→現代音楽を聞けたワケで、さすが鬼才です。目を付けておいて良かった。

客入りも最終的には7割くらいは埋まったので良かった。(←主催者かよw)

7/19 アルブレヒト/読売日本交響楽団 シューベルト「ザ・グレート」

読売日本交響楽団第102回芸劇マチネー
7月19日 | 土 | 開演 2:00 PM 東京芸術劇場

《シューベルト没後180年プログラム》

シューベルト/劇音楽「ロザムンデ」からバレエ音楽、間奏曲
シューベルト/交響曲第8番「ザ・グレート」

指揮|ゲルト・アルブレヒト

およそ1年半振りに読響の指揮台に立つアルブレヒトさん。夏なのでノーネクタイ&第一ボタン外し。

シューベルトの「ロザムンデ」から間奏曲とバレエ曲1&2。一言で言って「重い」。重厚な「ジャーマン・シューベルト」でした。

1Fのチェロ、コントラバス側にいたからなー、2Fの方がバランスが良いかもしれん。

キッチリはしているがかなーりこってり気味だったので「読響らしい」とは思いつつ、せめてバレエ音楽はもう少し軽やかにやって欲しいなぁ。

古典なのに対向配置じゃないのね、音作りはオーセンティックと思いつつ聴いているが、部分的に速くなるのでやや攻撃的な印象。

第2、3楽章は恰幅が良く好印象だが、第4楽章は全てに置いて全力疾走(笑)。アルブレヒトが非常に嬉しそうに振っていたのでそういう狙いとは思うが、荒れてもお構いなし。

更に強く弾く所で浜雄さんの音がジャリっと濁るし…。コンマスがこれでいいのか(笑)

まー、終楽章は追い込みが大切な曲なので「終わり良ければ全て良し」ということにしておくが、コントラバス8台は音がブ厚すぎて疲れました。充実してたけどね。

終わった途端、「ウォー!」(←多分、「ブラボー!」と言ってる)という下品な声が掛かってテンション降下。

しかも、後ろの列にいたジジイがずーっとチラシやらパンフやらガサガサしてたくせに、スタオベするは、「素晴らしい」とほざくは、「ウォー!」野郎を「余韻がぶち壊し」と批判するはで、「その前にアンタが静かに聴けよ!」と突っ込みたい気持ちでいっぱい。お願い死んで~!


外に出たら陽がさんさんで健康的でした。てゆーか、暑い。

7/2 寺神戸亮&レ・ボレアード モーツァルト「ミサ曲ハ短調」

7月2日 | 水 | 開演 19:00 PM 紀尾井ホール

モーツァルト
アヴェ・ヴェルム・コルプス ニ長調 K618
アダージョとフーガ ハ短調 K546
主の御母、聖マリア ヘ長調 K273
ミサ曲 ハ短調 K427
アヴェ・ヴェルム・コルプス ニ長調 K618(アンコール)

【指 揮】寺神戸亮
【演 奏】レ・ボレアード
【合 唱】モーツァルト・アカデミー・トウキョウ&レ・ボレアード
【ソリスト】懸田奈緒子/波多野睦美/鈴木准/小笠原美敬

寺神戸さんのファンとしてはレ・ボレアードの公演も欠かせない所ですが、何気にまだ2回目。俺は口ほどにもない!

というワケで紀尾井ホールまでやってきました。発売日当日にチケットを取ったので座席は選び放題だったけど、紀尾井に来るのも2回目なのでどこが良いのやら…で、1Fサイドをチョイス。

メンバー表を見るとあちこちでよく見かける人たち(笑)もいればそうでもない人もいてなかなか新鮮。

コンマスにはバディアロフが就いたが、なかなか慣れない感じが初々しい。(で済ませていいのかw)

ホールの特性か音の解像度はやたら高く、各楽器の音がハッキリ聞きとれる。音質的には素晴らしい。

演奏もまぁ、良い…と言いたい所だが、コントラバスが大きく張り出しすぎて全体的に重く、暗く聞こえる。

しかも、素っ頓狂なピロピロが聞こえたかと思ったらオーボエだった。(ずっとじゃなかったけど。曲によっては良かった)

ホールは音質こそ良いものの、管と弦のブレンドはイマイチかも。

合唱はオーディションで選ばれた人もいるとかで「素人か!?」と思ったら、なかなか良かった。

ソリストもまぁまぁ良かったけど、ソプラノの知名度のあるあの方が…余裕ぶっこき過ぎてテキトーに歌ってるんじゃないのかなぁ。肩出してる方の衣装の人は良かったのに。(←誰かバレバレw)

てゆーか、鈴木准さんの美男子さが際立つといえよう。(←某宇野先生風)

なんか鈴木秀美先生のOLCと同じで、ダイナミズムという点では申し分ないが、モーツァルトとしては流れに淀みが出来すぎているのではないか。てことは、やはりハイドン?

指揮は非常にマジメな感じが寺神戸先生らしかったけど、先生はやはりヴァイオリンを弾いているのが一番かっこ良いと思います!

あと、我らの山本クンがオタッキーなヘアからスポーツ刈りに!オールバックだった時が最も衝撃を受けたけどさすが山本クン。古楽器界のヘアファッションリーダー。コンサートの感想ブログとか読んで気にしてたら申し訳ない。メンゴ。

アンコールで再び「アヴェ・ヴェルム・コルプス」を演奏して終了。なんか不満足度は極めて低いのに、満足度はそんなに高くないという、ちょっと消化不良なコンサートでした。