2008年03月30日

【今後の】備忘録【予定】

「※」はチケット未入手

4/12 スクロヴァチェフスキ/読売日本交響楽団 サントリーホール
4/18 スクロヴァチェフスキ/読売日本交響楽団 サントリーホール
4/20 小澤征爾/東京のオペラの森 東京文化会館
4/28 インバル/東京都交響楽団 東京文化会館
4/29 インバル/東京都交響楽団 ミューザ川崎
4/30 インバル/東京都交響楽団 サントリーホール
5/3 ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン 東京国際フォーラム
・イェウン・チェ/プラジャークSQ
・クリスティアン・イヴァルディ/ジャン=クロード・ペヌティエ
・大友直人/上海交響楽団、児玉桃、児玉麻里、小曽根真
・フランク・ブラレイ
5/6 ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン 東京国際フォーラム
・ドミトリ・マフチン、エリーナ・パク、アレクサンドル・クニャーゼフ、マーク・マーダー、ボリス・ベレゾフスキー
・アレクサンドル・クニャーゼフ/イザイSQ
・イザイSQ
・シュテファン・ダルベルト/プラジャークSQ、トリオ・ショーソン、コレギウム・ヴォーカレ
5/10 アニー 青山劇場
5/16 小澤征爾/新日本フィルハーモニー交響楽団 サントリーホール
5/17 小澤征爾/新日本フィルハーモニー交響楽団 トリフォニーホール
5/23 ウィーンSQ 王子ホール
5/26 ウィーンSQ 浜離宮朝日ホール
5/30 BCJ定期 東京オペラシティ
6/1 アルバン・ベルク四重奏団 サントリーホール
6/2 アルバン・ベルク四重奏団 サントリーホール
6/3 パーヴォ・ヤルヴィ/フランクフルト放送響 サントリーホール
6/3 パーヴォ・ヤルヴィ/フランクフルト放送響 サントリーホール
6/12 アンドリュー・マンゼ&リチャード・エガー 王子ホール
6/21 BCJ ブランデンブルク協奏曲全曲演奏会 ミューザ川崎
7/2 寺神戸亮/レ・ボレアード 紀尾井ホール
7/19 アルブレヒト/読売日本交響楽団 東京芸術劇場
7/28 カンブルラン/新日本フィルハーモニー交響楽団 サントリーホール
7/30 BCJ定期 東京オペラシティ
9/10 スクロヴァチェフスキ/読売日本交響楽団 サントリーホール
9/13 大野和士/東京都交響楽団 東京芸術劇場※
9/14 ムーティ/ウィーンフィルハーモニー管弦楽団 ミューザ川崎※
9/16 ムーティ/ウィーンフィルハーモニー管弦楽団 サントリーホール※
9/18 ムーティ/ウィーンフィルハーモニー管弦楽団 サントリーホール※
9/21 飯守泰次郎/東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団 ティアラこうとう※
9/22 スクロヴァチェフスキ/読売日本交響楽団 サントリーホール
9/23 BCJ定期 東京オペラシティ
9/29 ハーゲンSQ 浜離宮朝日ホール※
9/30 ハーゲンSQ 浜離宮朝日ホール※
10/17 ハウシルト/新日本フィルハーモニー交響楽団 トリフォニーホール※
10/18 ハウシルト/新日本フィルハーモニー交響楽団 トリフォニーホール※
10/21 サロネン/ロサンゼルス・フィルハーモニック サントリーホール(またはアンスネス)※
10/22 サロネン/ロサンゼルス・フィルハーモニック※
10/23 ハウシルト/新日本フィルハーモニー交響楽団 サントリーホール※
10/30 モザイクSQ 王子ホール※
11/10 ヤンソンス/ロイヤルコンセルトヘボウ管弦楽団 サントリーホール※
11/11 ヤンソンス/ロイヤルコンセルトヘボウ管弦楽団 サントリーホール※

2008年03月22日

3/21 バッハ・コレギウム・ジャパン バッハ「マタイ受難曲」

2月から「ヨハネ受難曲」が2回続いていましたが、大トリはBCJの「マタイ受難曲」なんです。

昨年もBCJで2回聴いているのですが、このレベルの「マタイ受難曲」を日本で聴けるのはとても素晴らしいことです。

03220002_Ed.jpg

バッハ・コレギウム・ジャパン
3月21日 | 金 | 開演 6:30 PM 東京オペラシティ

バッハ/マタイ受難曲

テノール(エヴァンゲリスト):ヤン・コボウ
バス(イエス):マルクス・フライク
ソプラノ:ハナ・ブラシコヴァ、藤崎美苗
カウンターテナー:ダミアン・ギヨン、上杉清仁
テノール:パク・スンヒ
バス:ドミニク・ヴェルナー

指揮| 鈴木雅明

今年も良かったので特に文句は無いのですが、やはりここ一ヶ月でオランダ・バッハ協会、OAEと聴いてきたので、色々と感じるところはあるワケです。

一番気になったのは、合唱の人数が多すぎること。ソリスト含めて20数人なので「多い」というのも何ですが、バランス的にはOAEが一番良かったです。何となく、「合唱だけが一生懸命」に聴こえてしまう・・・

エヴァンゲリストのヤン・コボウは、ゲルト・テュルクのスタイルに慣れている耳には芝居臭さが強すぎてあまり受け付けませんでした。イエスのマルクス・フライクは悪くないけど、コクが深くないというか、貫禄があまりないというか。ドミニク・ヴェルナーはイエスをやらないんですかね?全体的に今回のソリストは歌い出しが力みすぎているように感じられました。

逆に、ダミアン・ギヨンは安定した高域で猛烈に良かったです!ロビン・ブレイズが出ない時は是非、ダミアンを使って欲しい!ハナ・ブラシコヴァもかなーり良かったです。

第1曲が感情たっぷりの「ロマン派」漂う深みと遅さで少々驚きましたが、淡々としすぎないのは良かったです。鈴木先生が指揮台に上がったのが違和感でしたが。バンドは第一群の側にいたので、フラウト・トラヴェルソなどがダイレクトに飛び込んできて非常にダイナミックでした。あと、ヴィオラ・ダ・ガンバの弾きっぷりが強烈!あと、山本クンのくしゃみ(笑)。

BCJの公演としても昨年の方がボクの好みに近かったですが、やはりBCJの「マタイ受難曲」ですからね、どういうスタイルであれ、毎年聴きたいんです。

3/19 ヒロ・クロサキ &リンダ・ニコルソン モーツァルト/ヴァイオリン・ソナタ

気がついたら前回の更新からだいぶ間があいてしまいましたが、ラ・フォル・ジュルネなどのチケット取りで忙しかったです。おかげで、支払いが(汗)

会社の仕事の方も忙しかったので大変でしたが、ようやくコンサートに行くことが出来ました。

02240001_Ed.jpg

3月19日 | 水 | 開演 7:00 PM 王子ホール

<オール・モーツァルト・プログラム>

ヴァイオリン・ソナタ 第35番 ト長調 K379
ヴァイオリン・ソナタ 第41番 変ホ長調 K481
ヴァイオリン・ソナタ 第28番 ホ短調 K304
ヴァイオリン・ソナタ 第40番 変ロ長調 K454

ヒロ・クロサキ(バロック・ヴァイオリン)
リンダ・ニコルソン(フォルテピアノ)

古楽ファンならお馴染みのヴァイオリニスト「ヒロ・クロサキ」が来るというので、別にモーツァルトのヴァイオリン・ソナタをそんなに聴きたかったワケではないけれど、チケットを入手しました。

古楽器だけに溌剌とした刺激的な演奏を予想していましたが、意外とのびやかで癒し系な演奏でした。演奏会に癒しを求めて来ているのではないので目的とはちょっと違いましたが、優雅なサロンコンサート的でたまには良いかも。(「癒し、癒し」というのはキライなんだけど)

ヴァイオリンよりもむしろフォルテピアノが、端々にモーツァルトらしい軽快さを感じられて良かったです。良かったといっても、「良い伴奏だなぁ」というくらいの感じでしたが。フォルテピアノで何か出来るのってシュタイアーくらいだよなぁ。

今回はプログラムの配置で、41番ではなく40番をラストに持ってきたのがさすがと思いました。後半に40,41ではお腹いっぱいだもんね。

2008年03月04日

3/2 エイジ・オブ・エンライトメント管 バッハ「ヨハネ受難曲」

月曜に続いて2回目の「ヨハネ受難曲」。
「『ヨハネ』より『マタイ』だよなー」というボクですが、今回は凄く良かったです!


エイジ・オブ・エンライトメント管弦楽団
3月2日 | 日 | 開演 3:00 PM 東京オペラシティ

バッハ/ヨハネ受難曲

テノール(エヴァンゲリスト)[リーダー]:マーク・パドモア
バリトン(イエス):ピーター・ハーヴェイ
ソプラノ:リディア・トイシャー
カウンターテナー:マイケル・チャンス
テノール:トーマス・ウォーカー
バス:マシュー・ブルック

まず、編成の大きさに気づきます。
といってもBCJとさほど変わりないのですが、先日のオランダ・バッハ協会が小さすぎたのでこれはこれで壮観に見えるところがマジックですね。

そのおかげで冒頭でヴァイオリンがヨレヨレに聴こえることもなく一安心。そして、合唱の素晴らしい事!古楽器オケに合唱が入ると、オケがどこも比較的小さいので合唱がむやみやたらにうるさく感じられることがあるのですが、今回は最高峰のバランスです。CDだと逆にどこも良く聴こえるんですけど、バランスって難しいですね。

指揮者がいないので、今回はリーダーであるマーク・パドモアがメインとなるワケですが、合唱パートではむせて歌を中断するし、右足にギプスはめてるしで満身創痍。しかし、エヴァンゲリストとしての歌唱は恐ろしく素晴らしかったです!ゲルト・テュルクが「語り部」として素晴らしいのは前の日記で言いましたが、歌手としての説得力はパドモア氏が上を行ってると思います。ヨハネだけじゃなくて、マタイも聴きたいですね。

ソプラノはBCJでも活躍したキャロリン・サンプソンが来日中止になり、代わりにリディア・トイシャーが登場。とにかく、美人!(笑)キャロリンが参加できなかったのは残念ですが、それを補って余りあるくらいリディアの歌唱は良かったので、嬉しい誤算と言うべきでしょうか。

オケでは、チェンバロが無かったのが良かったです。解釈によって使ったり使わなかったりなんでしょうが、最近のBCJではチェンバロが音を支配しすぎるきらいがあったので、今回はちょっとほっとしました。(BCJがチェンバロ使う理由も分からないでもないのですが)

最後にはハンデルのモテットの合唱もあって、実に感動的な2時間でした。今まで実演で聴いた「ヨハネ」の中では、最も感銘を受けました。周りがパンフめくる音がちょっと気になりましたけど・・・。

2008年03月03日

2/25 フェルトホーヴェン指揮オランダ・バッハ協会合唱団&管弦楽団 バッハ「ヨハネ受難曲」

2月から3月にかけて「ヨハネ受難曲」が2回、「マタイ受難曲」が1回という受難続きなハードスケージュールなんですが、まずはレオンハルト翁も絶賛のオランダ・バッハ協会からスタート。

次の日曜日にエイジ・オブ・エンライトメントがあるのも凄い話ですけど(笑)

オランダ・バッハ協会合唱団&管弦楽団
2月25日 | 月 | 開演 7:00 PM 紀尾井ホール

バッハ/ヨハネ受難曲

ゲルト・テュルク(テノール/エヴァンゲリスト)
ステファン・マクラウド(バス/イエス)
マリア・ケオハナ(ソプラノ)
マシュー・ホワイト(カウンターテナー)
アンドルー・トータス(テノール)
ヴォルフ・マティアス・フリードリヒ(パス/ピラト、ペトロ)

指揮| ヨス・ファン・フェルトホーヴェン

古楽器好きながら何気に紀尾井ホールは初めてなんですが、良いホールですね。1階の左端前方にいましたが、東京オペラシティを小型にしたようなイメージでした。

古楽器オケなので小編成なのは想像に難くないですが、思ってたよりも編成が小さくてびっくりしました。しかも、ソリストが合唱を兼ねるので歌手も7人しかいないという小型っぷり。

感想は、「凄いものを聴いてしまった」という感じです。

小編成なので個々が物凄く力を出し切っているというか、むしろ力みすぎなくらいで、CDで聴くようなしみじみした感じは殆ど無いです。通奏低音が頑張っているので音の厚みは結構確保されているのですが、ヴァイオリンの数が少ないので、冒頭では高域がヨレヨレしているように聞こえました。

「ピーター・ダークセンによる1724年初演ヴァージョン」とあるので、「あれか、ヘレヴェッヘの録音のようなヤツか」と思っていましたが、ちゃんと「Herr!」から始まるヨハネでした。この辺の版の説明はもっと専門的な本を読むと面白いです。

合唱も基本的にはワンパート一人なのでパート各音域の明瞭さが格別で、最初はバラバラに聞こえる始末。編成が少ない分、バランス感覚を保つのが難しいのでしょうか。段々とこなれてくる感があったのは良かったですけど。

BCJでお馴染みのゲルト・テュルク氏がここにいるのは少々違和感でしたが、貫禄ではさすがです。語り部としてのエヴァンゲリストという事では比類がありません。イエスのステファン・マクラウドも良かったです。

逆に、やたらとカマトトぶったマリア・ケオハナは気持ち悪いし、過剰に芝居がかったヴォルフ・マティアス・フリードリヒは場違いと思いました。しかし、歌そのものは上手いんですね。

いつも「普通に聴いている」BCJですが、こうしたオケを聴くと、BCJがいかに音楽的に洗練されているかがよく分かります。オランダ・バッハ協会はとにかく無骨で荒々しいんですね。まるで、実際にバッハの時代に演奏されていたスタイルがそのままタイムマシンに運ばれてやってきたかのよう。そんな説得力がありました。

ただし、好き嫌いはかなり分かれるとスタイルとは思います。CDで気に入った人も、実演では面食らうんじゃないでしょうか。ボクがその一人でしたから(笑)。